PROGとは?

PROGとは

PROGとは、専攻・専門に関わらず、大卒者として社会に求められる汎用的な能力・態度・志向(以下、ジェネリックスキルといいます)を測定し、育成するためのプログラムです。
ジェネリックスキルを「リテラシー」と「コンピテンシー」の2側面から測定・可視化し、客観的評価の指標を設けることで、教育成果の検証を行うことが可能となります。
また、ジェネリックスキルは主に汎用的なコンピテンスで構成されている為、各大学ごとの建学に矛盾することなく、大学を問わず、独自の教育体系 の中にスムーズに組み込むことが可能です。

リテラシーとは

リテラシーとはリテラシーとは新しい問題やこれまで経験のない問題に対して知識を活用して課題を解決する力です。

PROGではジェネリックスキルの中でも知識を活用し問題を解決する能力であるリテラシーを、 「情報収集力」「情報分析力」「課題発見力」「構想力」という、問題解決のプロセスに不可欠な4つの要素で測定・評価します。

現実的な場面を想定して最適解を求めるオリジナル問題によって、単なる知識の確認ではなく、経験や知識を活用して実践的な問題解決力を測定・評価します。

コンピテンシーとは

コンピテンシーとは取り巻く環境に実践的に対処する力、周囲の状況に上手に対応するために身に付けた意思決定・行動指針などの特性を指します。

PROGではジェネリックスキルの中でも自分を取り巻く環境に働きかけ対処する力であるコンピテンシーを、 「対課題」「対人」「対自己」の3領域に分け、客観的な評価が取得可能な手法を用い、測定・評価します。

社会で活躍する若手ビジネスパーソン(30代前半までに、役職についているか、実質マネジメントしているメンバーが複数いる4,000名超の方々)に、同じ問題を受験いただき、その回答パターンと学生の回答パターンとを比較し、ビジネスパーソンのパターンにより近い回答をした学生がハイスコアとなるように設計されています。

コンピテンシーとは

問題例

リテラシー

Aさんは、大学のゼミにおいて、「国際化」というテーマでグループ発表をすることになりました。各グループの持ち時間は質疑応答を含めて10分間。「国際化」についてどのような観点で発表するかは各グループに任されています。プレゼンテーション本番は20日後です。プレゼンテーション本番までのプロセスを意識しながら、プレゼンテーションを実行するために必要な作業工程表を以下の項目を基に作成してください。

プレゼンテーションスケジュール
  1. パワーポイントの作成
  2. 情報収集やアイディアの洗い出し
  3. グループのテーマ決定
  4. 情報収集、情報分析
  5. 発表内容の決定
  6. リハーサル、修正
  7. 本番の振り返り
  8. 役割分担
コンピテンシー
コンピテンシーの問題例

結果報告書

受験者の強みをわかりやすく掲載

せっかくテストを受験しても、個人がその結果を深く理解し活用しようと思う気持ちが沸いてこなければ、価値の無いものになってしまいます。 PROGテストの個人向け報告書は、そのデザインに工夫を施し学生の親和性を高めることで結果を読み込む動機を高めます。 さらに、示唆的で啓発的なコメントを提示し、過去の経験に対する思い出しを促進して自己理解を深めます。 また、経年的な変化を表示し、ジェネリックスキルの成長を記録します。

リテラシー
コンピテンシー

全体傾向報告書

受験傾向を把握し他大学と比較可能

ご受験いただいた学部や学科の受験結果傾向を他大学と比較いただけます。
以下のような形でご利用いただけます。

  • 入学者の能力傾向を可視化し、初年次教育やサポートに利用する
  • 1年次と3年次の成長を可視化し、教育の効果測定を行う
  • 他大学と比較し、大学の現在地を把握する

ディプロマポリシーの達成度可視化

把握しづらい指標をわかりやすく可視化

大学の学位授与基準であるディプロマポリシーの達成度をPROGの結果をもとに可視化いただけます。学部、学科ごとだけでなく個人ごとの達成度も測定することができます。
なお、学部、学科ごとのDP可視化は無料で対応しております。
DP可視化個人帳票につきましては別途有料でご対応しております。

  • 複数学年での受験によりDP達成度の推移を可視化
  • GPAとPROG(ジェネリックスキル)スコアとの相関分析
  • DP把握度別PROGスコア分析
  • DP改善の参考として
  • CP改善の参考として

※料金や導入方法についてはお問合せください

FD/SD

教職員の統一的な情報共有にお役立ち!

教職員の皆さまにPROGの意義や受験結果、活用法についてご説明いたします。
受験の意義が全学的に伝わっていない、受験結果を実際に施策に生かしたい、などのお悩みを持つ方におすすめです。

その他各種分析

学内でお持ちのデータと掛け合わせての分析も可能

様々なデータとPROGの受験結果のクロス分析を承っております。詳細はお問合せください。

  • GPA
  • 学生アンケート
  • 就職内定状況
  • 入試区分
  • 高校時代の評定 など

※個人情報に関連するため実施時には機密保持契約を締結いたします。

育成支援コンテンツ

PROGの強化書

今後の能力開発の指針となるよう、現状の整理や目標設定、行動計画の支援に関する情報が記載されています。
コンピの教科書

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